【読書スケッチノート】ブッダが見つけた四つの真実

読書スケッチノート

こんにちは、なつです。

職場の先輩方と約月イチで開いている読書会。毎回課題本はみんなで選んでいるのですが、今回はとあるランキングを先輩が教えてくださって。その中でとても興味を惹かれたので、本書に決定!

ブッダは四つの真実を見つけた。(1)あらゆるものは組み合わせによって成り立っている無常な現象であり、それらに執着し続けることはできない。(2)感情は究極的にはすべて苦しみである。自己こそ苦しみの元凶である。(3)すべてのものは本質的には存在しない。それに気付けば執着することの無益さがわかる。(4)悟りとは心に宿るさまざまな概念を超越することである。現代チベット仏教僧がこの真実を平易に解説。

Amazonより

仏教はコテンラジオ経由で気になっていて深掘りしたいテーマ。なんとなく知っていた仏教のカタチとは違う印象を受けました。

特に感銘を受けたのは最後の方の基準。ワイングラスの話。

私たちの本性はワイングラスのようなもので、私たちのけがれ、そして真実を覆い隠すものは汚れや指紋のようなものです。グラスを買うとき、そこに初めから指紋が付いているわけではありません。しかし、グラスがきれいではなくなると、習慣化した心はグラスに汚れが付いているのではなく、グラスが汚いと思ってしまいます。グラスは本質的に汚いのではなく、それは汚れと指紋が付着したグラスです。こうした不純物は取り除くことができます。

ブッダが見つけた四つの真実

なんだかとても、じーんときちゃって。感情がモヤモヤしたり、綺麗じゃない考え方だなって反省したり、なんでそんな言動になっちゃうんだろうって思うことたくさんあるけれど。でもそういうのって、ワイングラスについたちょっとした汚れであって、取り除くことはできるんだよね。

だったらやっぱり、私は自分のグラスを綺麗に保てる努力をしたいし、周りの人のグラスを綺麗にする手助けがしたい。

そんな勇気をもらえた1冊でした。

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