私を作った漫画たち

雑記

こんにちは、なつです。

突然ですが私はフォークデュオのゆずが大好き。そのゆずのアルバムに「ゆずの素」というネーミングのものがあります。このネーミングがとても好きで。この曲たちがゆずの「素(もと)」なのか、この曲たちがゆずを作ったんだなぁと感じてきました。

人は誰しもその性格を形成する上でなくてはならなかった出来事やインプットがあると思います。それこそその人の「素」になる物なんだろうと。突然ですが今日は、私の「素」になった漫画を紹介したいと思います!

この漫画に思いっきり影響をうけて、私が出来上がりました。是非みなさんの素になった本や漫画って何かなーって置き換えながら読んでみていただけると嬉しいです。

天使なんかじゃない

最初に伝えたいのは、やっぱりこの漫画。矢沢あいさんの作品です。

いわゆる高校生の学園もの。主人公の冴島翠は学校の人気者。新しく出来た高校の「1期生」として入学し、生徒会に入って学校のイベント企画を通して、学校の雰囲気や風土を作っていく物語。全8巻と非常に読みやすい長さの作品。今読んでも色褪せないワクワク感があると思います。

この主人公の冴島翠に、思いっっっっきり影響受けています。笑

美術部に入っておりイラストが得意。クラスの真ん中でみんなを盛り上げるお調子者。本当は繊細な癖に強がって、凛としようとしていて、でも出来ない時もあって、、一見完璧に見えるのに実は全然そんなことなくって。誰よりも友人思いで、人を好きになったら一直線。不器用だけどかっこいい、そんな人。

当時この「天ない」を読んだときは確か中学生になっていたと思うのですが、どハマりしまして。冴島翠みたいになりたい!と心から思ったものです。生徒会こそ入らなかったものの、部活動とかはどちらかというと引っ張るタイプの人間でした。あと大学の時絵本とか描いてたのも、多分冴島翠の影響。

まず間違いなく、私の素になったNo1の漫画です。

ちびまる子ちゃん

誰もが知っている国民的漫画ですよね、さくらももこさんの作品、全17巻。あ、私完全版よりも、コミック版が好きです、やっぱり当時のことを思い出せるので。

ちびまる子ちゃんきっかけで、さくらももこさんが好きになり、さくらももこさんのエッセイを読み漁りました。さるのこしかけ、たいのおかしら…今でも大好きなエッセイです。

これで何の影響を受けたかというと…文章を書くのが好きになりました。笑

というか、エッセイを書きたくなって、中学生の頃に自作サイトを立ち上げて文章を載せたりしていました。(黒歴史、喉元すぎれば、エモくなる。)

文化系女子って、自分で文章を書くことって人生で1回は通ると思うんだけど、どうでしょう?おんなじ黒歴史持っている方、是非仲良くなりたい。

イ・オ・ン

知ってる方いるかなぁ…!神風怪盗ジャンヌで有名になった種村有菜先生の処女作です。なんとこれは短編なので1冊のみ!是非読んでみてもらいたいなぁ…。

これはAmazonの概要欄がとてもよくまとまっているのでそのままご紹介。

【1・2・3のかわりに、自分の名前を唱えると…】高校生の粒依音は、超能力研究会会長の天才少年・宝来帝に出会い、一目惚れ! さらに彼の研究する不思議な物質に触れ、「自分の名前を唱える」というジンクスを引き金にして、超能力が使えるようになる。それを知った帝は、「おまえがほしい!」と依音に言って…!?

Amazonより

まずそもそも「依音(いおん)」って名前かっこよすぎません?この依音ちゃんもまぁかっこいい女性でして。一目惚れした男の子(帝くん)に「ヒーローみたい」と逆に憧れられちゃう女の子。本当にかっこよすぎんのよね。

依音ちゃんのかっこよさももちろん、帝の「賢さ」にまた憧れたものです。賢さを手に入れたら世界は自分で切り開けるんだなーって、知的な人になりたいなって思ったのはこの『イ・オ・ン』の影響ですね。

H2

どうしても外せないのは、あだち充の『H2』。タッチが人気だけど、私は断然H2派です。なぜかってもう主人公の国見比呂がかっこよすぎるから!

この漫画は中学2年の時に好きになった男の子にオススメしてもらった漫画でして、高校野球が好きになったきっかけ。高校では大々的に野球応援ができるバトントワリング部に入って、チアを踊りながら堂々と応援していました。私の青春を作ってくれたのは間違いなくこの漫画です。

風の谷のナウシカ

最後は風の谷のナウシカ。父親が持っていた漫画を小学生の頃に読んでなんだかよくわからないけど、ナウシカに憧れていたものです。アニメ版ももちろん大好きなのですが、やっぱり漫画が大好き。

何を隠そう、今でも私はナウシカになりたい系人材です。

アニメ版では国を守る少女ですが、漫画版では国とかじゃなくて、何かもう世界と人類を思っている人なんですよね。読み返すたびに、その主語の大きさに圧倒されます。

しかも、熱い思いがあるだけじゃなくって、どうすれば守れるのか、なぜこんなことが起きているのか、自分が「解る」まで諦めずに向き合い続ける強さと、それを読み解くだけの賢さや見識や立場がある。

どこを取っても、カッコよくて。

何か悩んだことがある時。つい自分のことを守りたくなっちゃう時。価値観の違う人と話す時にどうしてもモヤモヤしたり、イラってしちゃう時。ナウシカだったら。ナウシカだったらどう思うかなって考えようって思って過ごしています。

と、つらつらと書いてきましたが、漫画はこんな感じですかね。(本当はONE PIECEのアラバスタ編も入れたい。ビビも理想の女性の一人だから)

小説とか映画バージョンも棚卸ししたいなー。今度向き合お。そんで今日は、またナウシカ読み返そうっと。

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